お金持ちの女性の食生活

　お金持ちの女性というと、なんとなく料理をしているイメージが浮かびません。特に、実家が資産家であったり、財閥や起業家などのお嬢様の家での食事は、メイドさんが作ってくれて、食事の時間になると自然と運ばれてきたり、何かあれば外食しているというイメージが浮かびます。

　でも、一人暮らしだったり、自分で仕事をしてばりばり稼いでいる、お金持ちの女性というのはどうでしょうか。最近では、産地偽装や賞味期限の改ざんなどが発覚して、食の安全などが騒がれるようになり、安い食材から離れる消費者がだいぶ増えてきました。それと同時に、生産者や生産地、原材料などがはっきり分かる、オーガニック食材や無添加食品などを自分で取り寄せたり、自然食品を取扱うスーパーで食材を買う人も多くなりました。

　でも、景気は悪化していて、食材を買うのも大変な人たちもいるので、食事内容の格差も広がっているのも現実でしょう。そこにお金をかけられるのが、お金持ちの女性ですね。昔は、イタめしやフレンチなど高級食材を使った食事をするのが、お金持ちのステータスや流行でしたが、最近は、健康志向が高まってきているようです。世の中の食の安全という観点より、健康や美容に良い、オーガニックな食生活がライフスタイルになっているお金持ちの女性が多くなってきているということですね。ホームパーティなどをしたりして、ワインや手料理で人をもてなすというスタイルも広がっています。オーガニックや無添加の食品は、普通の食品に比べて、生産工程や製造過程に手間ひまがかかります。その分、割高で安売りもしないので、野菜やお肉から調味料にいたるまで、オーガニックや旬なもので揃えるには、相当お金がかかってしまいます。

　外食以外でも、食事のお金を気にしないで、好きな食材を好きに料理できるというのが、お金持ちの女性の食生活なのですね。